ピッ、ピッ、ピーッ。その瞬間、ガクはボールを思い切り空に放り投げた(オイオイ)。みんなは万歳しながらセンターサークルへ駆け寄ってくる。周りのチームは「ウン?何事?」ってカンジでポカーン。
イインダ、イインダ。今日は本気で頑張ったからうれしいんだ。今日は全員で勝負したからうれしいんだ。この感動を忘れるな。本気にならないと体験できないイー気分だ。一人では体験できないイー気分だ。
●1月24日(日)Jr.リーグ第6節結果
・会場:関谷小学校
・第1試合○:5-1 関谷FC(前半3-0、後半2:1)
・第2試合○:1-0 西鎌倉SC(前半0-0、後半1:0)
・MOM:ガク、ダイチ
立ち上がりの固さを破った技ありシュート(1試合目)

本日のフォーメーションは、ディフェンシブ、オフェンシブ、パワープレーの3種類を用意していた。ウォーミングアップもゆっくり時間をかけて徐々にトップスピードまでアップできた。いつもより早めにウォーミングアップを切り上げてていねいに作戦会議。みんな集中しているし、声もよく出てる。
でも、こういう時に限って結果がでない。案の定、キックオフと同時に足が止まってしまっている。あれほど確認したのに、ボールにも相手にも寄れていない。絶対負けられないというプレッシャーが選手の靴を鉛にしている。もちろん、小生はベンチでぶち切れている。コーチだって真剣なんだ。いい加減なことするな!
5分過ぎ、立ち上がりの嫌なムードを、左サイドアタッカーのガクが打ち破った。左サイドからゴール前右へ流れ、ほとんど角度のないところからズドンと一発。この一発で、我がチキンチームは猛牛チームに大変身、怒濤のシュートラッシュの始まりだ(ちょっと大げさ)。
中盤でのボール支配率があがり、関谷FCのスーパープレーヤー21番もボランチ2人がしっかり交互にケア。よりともらしい楽しいサッカーで気持ちよく勝利!
どうしても1点が取れない苦しい苦しいゲーム(2試合目)

西鎌倉さんと対戦するのは市長杯の2回戦以来で久しぶり。市長杯では前半よりともペースでゲームできていたのに、西鎌倉さんの厳しい当たりとスピードに次第に息切れしてしまい敗戦。練習試合では勝てたのに...、という悔しさが思い出される。
半年でどの位スピードが上がってるんだろう? 県大会もブロック決勝まで残っていたし...。やはりかなりスピードが上がっている。特に10番のアフロくんはスピードアップに加えて、動きだしと体の使い方が格段にレベルアップ。ううん、ヤバそう。
2試合目のテーマは、キックオフ直後5分間の猛攻。どんなに泥臭くてもいいからファーストシュートは必ずよりともが打つ! と、あんなに約束したのに...。
またもや、よりともがチキンチームに戻っている。キックオフ直後こそ相手陣内に攻め込んだものの結局シュートを打てずに蹴り返されてしまう。西鎌倉のディフェンスは非常に安定していてなかなか崩れない。しかも全員キック力があるので、ボールを失うと一気にカウンター攻撃でピンチを迎えてしまう。
5分過ぎから15分まではただただ防戦一方。年末の高坂SC戦とまったく同じ展開で、1点を失う恐怖から全員が最終ラインまで引いてしまい、中盤がなくなったことでゴール前でクリアしても中盤のスペースですべて相手に拾われる展開。ディフェンス無限地獄の始まり。
2ボランチを1ボランチに変更し、強制的に中盤に人を残すことでようやくディフェンス地獄を脱出(ベンチも年末のゲームで少しだけ賢くなっていました)。
前半15分過ぎから後半は6:4でよりともペースでゲームを展開できるようになったが、西鎌倉のディフェンスが固い、強い。再三コーナーキックから、サイド攻撃から決定的場面を迎えるのだが、あと1m2mが崩せない。時間はどんどんたっていく。攻め続けていてもカウンター一発で形勢が逆転してしまうため、ベンチもサポーターも気が抜けない。
そしてその時はやって来た。後半10分過ぎから何度も何度も右サイドからアタックを繰り返していたダイチがついにディフェンダーを振り切ってGKと1対1に。完璧なシュートをゴールバーの少し下へ蹴り込んだ。決まった! と思ったらキーパーがキャッチ。でもボールの勢いが強くハンブルしたボールはゴールラインを跨いだ! やったー! ついに勝ち越した。ここまで勝利を固く信じていた西鎌倉イレブンがついに落胆している。残り5分間を最後まで攻め続け、ついに勝利のホイッスルを聞くことができた。
この感動を絶対忘れるな!
ベンチに戻ってくるみんなの顔が晴れ晴れしい。"コーチやったよ!"とみんな誇らしげだ。コーチも本当にうれしいよ。2勝しようと狙って2勝するのは本当に難しいもんな。まぐれじゃないもんな、必死の勝利だもんな。この気持ち、絶対に忘れるな!
今年は一度も優勝がなく、市長杯も勝てず、県大会も勝てず、結果が出せない。湘南よみうりカップのような一段階レベルの違う大会を経験させたかったのに、それもならず。だから「Jr.リーグ3位以内」の目標が最後の砦。あまりパッとしない目標ではありますが、順位よりも、みんなが本気で狙って、努力して、しかも結果を残せたことが嬉しいです。
いつにも増して沢山応援に来ていただいたサポーターの皆さん、ありがとうございました。審判ヘルプの青地コーチ、ありがとうございました。
後藤コーチ@ちょびっと感動
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